Project
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真際2026 -ErnestCole-
Scope
Design
行動や感情が制限された窮屈な社会





本展示は、アーネスト・コールが自らの視点で記録した黒人の経験と真実を、写真集『House of Bondage』の構成に沿って15のテーマでたどる、日本初の展示となる。展示空間は、写真を「見る」行為に留まらず、人種隔離政策下で行動や思考、感情までも制限された社会状況を、身体的に体感しながら読み解く構成としている。当時の分離を想起させるゲートやフェンス、連続する窮屈な空間によって生み出される物理的、心理的、窮屈さは作品と強く呼応し、社会的分断や抑圧の本質を空間として可視化する。これにより、コールの揺るぎない信念と覚悟、そして社会的課題に向き合い続けた姿勢を、来場者自身の感覚として深く刻み込む展示となることを願っている。






